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香水は「つける」ものですが、ハンドソープやボディウォッシュは「洗う」もの。1日に何度も手を洗い、毎晩シャワーを浴びるたびに好きな香りがふっと立つ暮らしは、香水そのものより日常を変えてくれることがあります。
この記事では、アクア ディ パルマ、diptyque、BYREDO、LE LABO、メゾン フランシス クルジャンの5メゾンについて、ハンドソープ・ボディウォッシュ・洗顔の展開と価格を比較します。「洗顔まで揃うのはどこか」「一番手頃なハンドソープはどれか」まで、ひと目で分かるようにまとめました。
先に結論:5ブランドの展開早見表
| ブランド | ハンドソープ | ボディウォッシュ | 洗顔 | ひとことで |
|---|---|---|---|---|
| アクア ディ パルマ | コロニア ハンドウォッシュ 300mL ¥7,700 | コロニア シャワージェル 200mL ¥8,140 | バルビエーレ リフレッシング フェイスウォッシュ 100mL ¥7,700 | 唯一、洗顔まで”専用品”で揃う |
| diptyque | マイルド ハンドウォッシュ 350mL ¥9,350 | フレグランス ウォッシュジェル 200mL ¥8,470 | 現行なし ※9/1新ボディケア発売 | ガラスボトルの美しさは随一 |
| BYREDO | ハンドウォッシュ 450mL ¥9,130 | ボディウォッシュ 225mL ¥8,030/450mL ¥11,440 | なし | 香水と同じ香りを”全身”に |
| LE LABO | ハンド ソープ 250mL ¥4,180〜1000mL ¥8,250 | シャワー ジェル 250mL ¥4,840〜500mL ¥6,820 | フェイス スクラブ バジル 125mL ¥7,590 | 最も手頃で、サイズ展開が豊富 |
| メゾン フランシス クルジャン | なし | センティッド シャワークリーム 250mL ※価格は公式参照 | なし | 香水と対で贈る”ご褒美”枠 |
POINT
- ハンドソープで一番手頃なのはLE LABO(250mL ¥4,180)。1Lサイズ(¥8,250)で詰め替える運用もできます。
- 洗顔まで”顔用”として揃うのはアクア ディ パルマ(バルビエーレ)とLE LABO(スクラブ)の2つだけ。
- 香水と同じ名前の香りでボディウォッシュを選べるのは、BYREDO・diptyque・MFK。LE LABOとアクア ディ パルマは”ボディ専用の香り”が中心です。
なぜ香水ブランドの「洗うもの」が選ばれるのか
理由は3つあります。ひとつは香りの設計が本物であること。香水と同じ調香チームが手がけるので、泡立てた瞬間の香りと、流したあとにほのかに残る香りがきちんと”つながって”います。ふたつめは見た目。ガラスやアルミのボトルは洗面台に置いたままでも生活感が出ません。そして3つめは、香水よりずっと軽い”香りの入口”になること。強い香水は苦手でも、手を洗ったあとに指先から漂う程度なら、ほとんどの方が心地よく感じます。
「香水と同じ香り」か「ボディ専用の香り」か
ボディケアには2つの流儀があります。BYREDOやdiptyque、MFKのように、香水と同じ名前の香りをそのまま展開する流儀と、LE LABOやアクア ディ パルマのバルビエーレのように、ボディ用に別の香り(ヒノキ、バジルなど)を用意する流儀。前者は「香水と重ねてレイヤリングする」楽しみがあり、後者は「香水の邪魔をしない」のが利点です。どちらが正解ということはなく、自分の使い方で選べばよいと思います。
ブランド別に見る、ハンド・ボディ・洗顔のラインナップ
アクア ディ パルマ|コロニアで洗い、バルビエーレで整える
ACQUA DI PARMA / Body Collection ・ BARBIERE5ブランドの中で唯一、ハンド・ボディ・洗顔の3つすべてに”専用品”があるのがアクア ディ パルマ。看板の「コロニア」の香りでハンドウォッシュからボディローションまで揃い、洗顔はメンズグルーミングライン「バルビエーレ」が受け持ちます。
| ハンドソープ | コロニア ハンドウォッシュ 300mL ¥7,700 コロニア ハンド&ボディウォッシュ 300mL ¥10,670 コロニア ハンドウォッシュ 330mL(ガラスボトル)¥14,740/リフィル ¥9,570 |
|---|---|
| ボディウォッシュ | コロニア バス&シャワージェル 200mL ¥8,140 コロニア ソープ(固形)155g ¥8,250 |
| 洗顔 | バルビエーレ リフレッシング フェイスウォッシュ 100mL ¥7,700 |
| 香り | コロニア(シトラス×ラベンダー)。バルビエーレはコロニアより控えめな香り立ち |
使ってみると
コロニアのハンドウォッシュは、レモンとベルガモットの香りが泡立てた瞬間にぱっと広がり、洗い流すとラベンダーの落ち着いた余韻だけが残ります。300mLの樹脂ボトルは実用重視、330mLのガラスボトルはリフィルで使い続ける前提の”据え置き”仕様。バルビエーレのフェイスウォッシュは皮脂や汚れをすっきり落とすジェルタイプで、朝の洗顔を”身支度”に変えてくれる1本です。
こんな方に
コロニアの香水を愛用していて、洗面台からバスルームまで同じ香りで揃えたい方。男性へのギフトで「洗顔+ハンドソープ」の組み合わせを探している方。
diptyque|洗面台をパリのアパルトマンにするガラスボトル
DIPTYQUE / L’Art du Soin ・ Fragrance Wash Geldiptyqueのボディケアは大きく2系統。ラベンダーやローリエなど”ボディ専用の香り”で作られた「アール デュ ソワン」と、フィロシコスやオルフェオンなど香水と同じ香りの「フレグランス ウォッシュジェル」です。ハンドウォッシュは楕円ラベルのガラスボトルにリフィルで詰め替える仕様で、洗面台に置くだけで空気が変わる、と評判の1本。
| ハンドソープ | マイルド ハンドウォッシュ(ラベンダー)350mL ¥9,350 エクスフォリエイティング ハンドウォッシュ(ローリエ・スクラブ入り)350mL ¥9,350 各リフィル 350mL あり |
|---|---|
| ボディウォッシュ | フレグランス ウォッシュジェル(旧ハンド&ボディ ウォッシュジェル)200mL ¥8,470/フィロシコス・ドソン・オルフェオン・オーローズ・オーデサンス など リバイタライジング シャワージェル(ボディ&ヘア) |
| 洗顔 | 現行ラインナップに専用の洗顔料はなし(2026年8月時点)。9月1日に新ボディケアコレクション「レ リチュエル ドゥ ソワン」が発売予定 |
| 香り | ハンドウォッシュはラベンダー/ローリエ、ウォッシュジェルは香水と同じ香り |
使ってみると
マイルド ハンドウォッシュは、ヘーゼルナッツ1粒ほどの量で十分なほど濃密で、ラベンダーの香りが穏やかに立ちます。エクスフォリエイティングは砕いたオリーブの種のスクラブ入りで、指先まで洗い上げた感触がはっきり分かるタイプ。ウォッシュジェルはシルクのように軽い泡で、香水をつける前の”下地”として同じ香りを重ねる使い方が定番です。
こんな方に
洗面台やバスルームの見た目にこだわりたい方。diptyqueの香水を持っていて、同じ香りでボディまで揃えたい方。ギフトで”外さない”ものを探している方。
BYREDO|香水の香りをそのまま、頭から指先まで
BYREDO / Hand Wash ・ Body WashBYREDOはボディケアも徹底して”香水と同じ香り”。ジプシー ウォーター、モハーヴェ ゴースト、ブランシュ、バル ダフリック、ローズ オブ ノー マンズ ランドといった看板の香りで、ボディウォッシュ・ボディローション・ハンドクリームが揃います。ハンドウォッシュはスエードやベチバー、ローズなど”ハンドケア専用”の香りが中心で、こちらは香水を邪魔しない設計。
| ハンドソープ | ハンドウォッシュ 450mL ¥9,130/スエード・ベチバー・ローズ・コットンブレンド など |
|---|---|
| ボディウォッシュ | ボディウォッシュ 225mL ¥8,030/450mL ¥11,440 ジプシー ウォーター・モハーヴェ ゴースト・ブランシュ・バル ダフリック・ローズ オブ ノー マンズ ランド など |
| 洗顔 | 展開なし |
| 香り | ボディは香水と同名、ハンドウォッシュはハンドケア専用の香り |
使ってみると
ボディウォッシュは透明なジェルで、泡はきめ細かく控えめ。流したあとに香水と同じ香りがごく薄く肌に残るので、上から同じ香水を1プッシュすると持続と奥行きが一段変わります。ハンドウォッシュの「スエード」はBYREDOらしい乾いたレザーの香りで、男女問わずギフトに選びやすい定番です。
こんな方に
BYREDOの香水をすでに持っていて、レイヤリングで香りを長持ちさせたい方。ミニマルな白いボトルで洗面台を統一したい方。
LE LABO|ヒノキとバジル。毎日使うための、いちばん手頃な選択
LE LABO / Body ・ Face(Hinoki・Basil・Mandarin)LE LABOのバス&ボディは、香水とは別に「ヒノキ」「バジル」「マンダリン」の3つの香りで組まれた独立したラインです。植物由来成分を配合したジェンダーレスな処方で、250mL・500mL・1000mLとサイズ展開が広く、価格も5ブランドで最も手頃。加えてフェイスラインには「フェイス スクラブ バジル」「フェイス ローション バジル」があり、洗顔まわりまでカバーします。2026年には香水と同じ香りの「サンタル 33 パフューミング ハンド ソープ&ローション」も登場しました。
| ハンドソープ | ハンド ソープ(ヒノキ/バジル)250mL ¥4,180/500mL ¥5,940/1000mL ¥8,250 サンタル 33 パフューミング ハンド ソープ(新製品) |
|---|---|
| ボディウォッシュ | シャワー ジェル(ヒノキ/バジル/マンダリン)85mL ¥1,980/250mL ¥4,840/500mL ¥6,820 シャワー オイル マンダリン 250mL ¥5,390 |
| 洗顔 | フェイス スクラブ バジル 125mL ¥7,590 フェイス ローション バジル 60mL ¥6,820 |
| 香り | ヒノキ(森の温かみ)/バジル(シトラス×バーベナのグリーン)/マンダリン(柑橘×ゼラニウム) |
使ってみると
ハンド ソープは泡切れがよく、洗ったあとに手が乾きにくい印象。ヒノキは”日本の森”と言うより、温かみのあるウッディで、香水のサンタル 33やアナザー 13と喧嘩しません。バジルはシトラスの効いたグリーンで朝向き。フェイス スクラブは火山灰のスクラブで肌の汚れや古い角質を落とし、洗い上がりはなめらか。週1〜2回のスペシャルケアとして使うのが目安です。
こんな方に
家族やパートナーと共用したい方(1Lサイズ+詰め替え運用が現実的)。香水の香りを邪魔しないボディケアを探している方。まずは85mLのシャワージェルで試したい方。
メゾン フランシス クルジャン|香水と対で贈る、シャワークリームとボディオイル
MAISON FRANCIS KURKDJIAN / Scented Body CollectionMFKのボディケアは、ハンドソープや洗顔ではなく「シャワークリーム」「ボディクリーム」「ボディオイル」の3点に絞られています。アクア ユニヴェルサリス、バカラ ルージュ 540、ア ラ ローズなど看板の香りで展開され、香水と同じ香りを肌に重ねる前提の設計。”毎日のハンドソープ”というより”香水とセットで贈るご褒美”の位置づけです。
| ハンドソープ | 展開なし(アクア ユニヴェルサリスの香りのランドリーソープは数量限定で登場することがあります) |
|---|---|
| ボディウォッシュ | センティッド シャワークリーム 250mL(アクア ユニヴェルサリス/バカラ ルージュ 540 ほか) ※価格は正規オンライン「ラトリエ デ パルファム」でご確認ください |
| 洗顔 | 展開なし |
| その他 | アクア ユニヴェルサリス センティッド ボディオイル 70mL ¥18,260/センティッド ボディクリーム 250mL |
使ってみると
シャワークリームはその名の通りクリーム状で、泡というより”香りの膜”で洗うような感触。アクア ユニヴェルサリスなら、洗い上がりに清潔なリネンのような香りがごく薄く残り、同じ香水を上から重ねると持続が伸びます。ボディオイルはさらりとしていてベタつかず、香水のベースとしても優秀です。
こんな方に
MFKの香水を愛用していて、香りを長持ちさせたい方。記念日や誕生日に、香水+ボディの”対”で贈りたい方。
用途別に選ぶなら
毎日のハンドソープを1本だけ選ぶなら
コストと使い勝手ならLE LABOのヒノキ(250mL ¥4,180)。洗面台の主役にしたいならdiptyqueのマイルド ハンドウォッシュ(ガラスボトル+リフィル)。ギフトならBYREDOのスエード。この3つが、それぞれの理由で”外れない”選択です。
香水と同じ香りでボディウォッシュを揃えるなら
BYREDO・diptyque・MFKの3ブランド。中でもBYREDOは看板の香りがほぼすべてボディウォッシュ化されていて、選択肢の幅が広い。diptyqueはフィロシコスやオルフェオンなど、香水で人気の香りに絞って展開しています。
洗顔まで揃えるなら
アクア ディ パルマの「バルビエーレ リフレッシング フェイスウォッシュ」が毎日使いの洗顔料として最も素直な選択。LE LABOの「フェイス スクラブ バジル」は週1〜2回のスペシャルケア枠です。どちらも1万円以下で、香水ブランドの洗顔としては現実的な価格。
ギフトで贈るなら
相手の香水を知っているなら同じ香りのボディウォッシュ(BYREDO/diptyque/MFK)。知らないなら、香りが穏やかでボトルが美しいdiptyqueのハンドウォッシュか、LE LABOのトラベルセット(85mL×3+60mL ¥9,570)が安心です。
香水との重ね方(レイヤリング)の基本
- 同じ香りで重ねる:ボディウォッシュ→ボディローション/オイル→香水の順。肌に香りの土台ができるので、香水の持続が伸びます。
- 違う香りで重ねる:ボディ側はLE LABOのヒノキやdiptyqueのラベンダーなど”控えめな香り”にしておくと、どんな香水とも喧嘩しません。
- 香水を減らす:ボディで香りをまとった日は、香水は普段の半分で十分。職場など香りに気を遣う場面ほど、この使い方が向いています。
よくある質問
ハンドソープに1万円近く出す価値はありますか?
手洗いは1日に何度も繰り返す動作なので、1本で得られる”香りの回数”は香水よりずっと多いのが実際です。まずはLE LABOの250mL(¥4,180)やシャワージェル85mL(¥1,980)のような小さなサイズから試すと、判断しやすくなります。
香水が苦手な人へのギフトにも向きますか?
向きます。洗い流すものは香りの残り方がごく穏やかなので、香水は苦手でもハンドソープなら心地よい、という方は多いです。迷ったらdiptyqueのマイルド ハンドウォッシュかLE LABOのヒノキを。
詰め替え(リフィル)はどのブランドにありますか?
diptyqueのハンドウォッシュ(350mLリフィル)、アクア ディ パルマの330mLガラスボトル用リフィルがあります。LE LABOは1000mLの大容量を用意しているので、そこから小さなボトルに移して使う方法が現実的です。
香水はどれから選べばいいですか?
同じ5ブランドの香水を「最初の1本」の視点で比較した別記事:初めてのニッチ香水、どのブランドから?をご覧ください。
まとめ
ハンドソープで日常を変えるならLE LABO、洗面台を美しくするならdiptyque、香水と同じ香りを全身に広げるならBYREDO、洗顔まで一貫させるならアクア ディ パルマ、そして特別な日の”対”にするならMFK。香水より小さな一歩で、暮らしの香りは確実に変わります。まずは、毎日いちばん多く触れる場所──洗面台のハンドソープから。
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