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2万円から3万円台の美顔器は、選択肢がいちばん多い価格帯です。そのぶん、EMS、RF(ラジオ波)、LED、イオン導入と、並ぶ言葉も多く、何が違うのか分かりにくくなりがちです。この記事では、LIPSや美的のランキングで名前が挙がった5台を、使う場所(顔全体・目もと・頭皮)と機能、1回の時間、充電、価格で比べました。スティック型の持ち運べる1台から、5つのモードを持つ多機能機、頭皮用のデバイスまで、性格の違う5台です。後半では、スキンケアのどこに組み込むかと、使う前の注意点もまとめています。
先に結論。まず「どこに使うか」で絞る
この価格帯の美顔器は、使う場所でほぼ決まります。顔全体なら3台から、目もとだけならAXXZIA、頭皮ならDISMです。顔全体用の3台は、機能の多さと持ち運びやすさで選んでください。
- 持ち運べるスティック型で、2万円以内 → Re・De Suhada スティック美顔器(19,800円)
- EMSだけを、シンプルに使いたい → BIOAESTECH DUAL ORB DEEP LIFT(29,700円)
- 目もと専用の美顔器がほしい → AXXZIA メイト フォーアイズ(33,000円)
- 1台で多くのモードを使い分けたい → Yunth Deep Boost(33,000円)
- 頭皮のケアに使いたい → DISM スキンケア&リフト プロヘッドデバイス(34,100円)
条件から逆引きする
- 買う前に試してみたいRe・De Suhadaは、月額1,800円(最低3か月)や、14泊15日4,980円のレンタルがあります。
- お風呂で使いたい防水性能IPX7の表記があるのは、BIOAESTECHとDISM(DISMはLIPS掲載の情報)です。
- 美容液やシートマスクと組み合わせたいAXXZIAは美容液やシートマスクと一緒に使えます。Yunthにはイオン導入のモードがあります。
- 男性の頭皮ケアにもDISMは、男性向けのビューティー誌『美的MEN』の2026上半期ベストコスメ ビューテックランキングで5位に入りました。
美顔器の機能、それぞれ何をするのか
EMS:微弱な電気の刺激
肌に微弱な電気を流し、ピリピリとした刺激を与える機能です。今回の5台はすべてEMS(AXXZIAは低周波EMS)を搭載していて、強さを段階的に選べるものがほとんどです。刺激の感じ方には個人差があるので、いちばん弱いレベルから始めてください。
RF(ラジオ波):温かさを感じる機能
高周波の電気で、肌に温かさを感じさせる機能です。今回の中では、Yunth Deep BoostのLIFTモードが4MHzのRFを搭載しています。
LED:光を当てる機能
赤や青などの色の光を肌に当てる機能です。Re・De、Yunth、AXXZIA、DISM(LIPS掲載の情報)が搭載しています。どの色にどんな役割を持たせているかは、メーカーごとの考え方によります。
イオン導入・導出:化粧品と組み合わせる機能
微弱な電流を使って、化粧水や美容液をなじませたり(導入)、肌表面の汚れを浮かせたり(導出)するモードです。今回の中では、Yunth Deep BoostがCLEAN・BOOST・MASKの3つのモードで、イオン導入や導出を組み合わせています。
美顔器・頭皮ケア5台の比較表
| 商品 | 使う場所 | 主な機能 | 1回の目安 | 防水・重さ | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| Re・De Suhada スティック美顔器 | 顔・首 | EMS(3段階)・赤/青LED・振動・温熱 | 約5分で自動オフ | 防水表記なし・約50g | 19,800円 |
| BIOAESTECH DUAL ORB DEEP LIFT | 顔・首・全身 | EMS(5段階) | 1回約5分・週3〜4回 | IPX7・173g | 29,700円 |
| AXXZIA メイト フォーアイズ | 目もと | 温熱・低周波EMS・LED | 約5分(10分で自動オフ) | 防水表記なし・120g | 33,000円 |
| Yunth Deep Boost | 顔 | 5モード(RF・EMS・イオン導入/導出・プラズマ・LEDなど) | 約5分 | 防水表記なし・190g | 33,000円 |
| DISM プロヘッドデバイス | 頭皮 | EMS(4段階)・赤/青LED・回転 | 公式情報なし | IPX7・約180g(LIPS掲載) | 34,100円 |
※「防水表記なし」は、公式情報で防水性能を確認できなかったという意味です。DISMの仕様はLIPS掲載の情報によります。
5台を、1台ずつ見る
Re・De Suhada スティック美顔器
株式会社A-Stage(ピクセラグループ)- Price
- 19,800円(税込)/レンタルは月額1,800円(最低3か月)または14泊15日 4,980円
- Function
- EMS(3段階)・赤/青LED・振動・温熱/3つのモード
- Time
- 約5分で自動オフ
- Body
- 約50g・約W22×D19×H147mm・充電約120分で約30分使用・トラベルポーチ付き
- Release
- 2025年7月
テレビチューナーなどで知られるピクセラのグループ会社がつくる、スティック型の美顔器です。LIPSベストコスメ2025下半期では新作賞の美顔器部門で1位、2026上半期のこだわりアワードでは美容ガジェット部門の「持ち運び賞」2位に選ばれました。口コミは100件を超え、評価は4.38です(2026年10月時点)。
約50gのスティック型で、太めのペンほどの細さ。EMS、赤と青のLED、振動、温熱を組み合わせた3つのモード(Lift care RED/Lift care BLUE/Daily care)があり、EMSの強さは3段階で選べます。顔と首に使え、メイク落としと洗顔のあと、化粧水で肌を整えてから使います。約5分で自動的に電源が切れるので、使いすぎの心配もありません。充電台と充電ケーブル、トラベルポーチが付いていて、カラーはホワイト、スペースグレー、ヒュッゲグレーの3色です。
この機種のいちばんの特徴は、レンタルで試せることです。ピクセラのサービスで、月額1,800円(最低3か月)か、14泊15日で4,980円で借りられます。美顔器は「買ったけれど続かなかった」という声が多いジャンルなので、試してから決められるのは大きな安心材料です。ただ、公式の情報では防水性能や保証期間を確認できなかったので、購入前に販売ページで確かめてください。
- 2万円以内で、多機能な美顔器がほしい
- 旅行や出張にも持っていきたい
- 買う前にレンタルで試したい
- お風呂で使いたい(防水表記を確認できず)
- 1回に長い時間しっかり使いたい
BIOAESTECH DUAL ORB DEEP LIFT
株式会社MD- Price
- 29,700円(税込)
- Function
- EMS(5段階)・2つのオーブで挟むように刺激する設計
- Time
- 週3〜4回・1回約5分
- Body
- 173g・84×68×45mm・IPX7・USB充電(約3時間)
- Release
- 2026年5月1日
2026年5月に登場した、日本発の新しい美容家電ブランドBIOAESTECH(バイオエステック)のEMS美顔器です。機能はEMSだけで、強さは5段階。2つの丸いオーブで肌を挟むようにして、EMSの刺激を与える設計です。本体は84×68×45mm、重さは173gで、USBで約3時間充電して使うコードレスタイプです。
今回の5台の中で、防水性能IPX7を公式に確認できたのはこの機種だけです。顔まわりだけでなく、首元や全身の気になる部分にも使えるとされています。使うときは、必ずジェルか化粧水を塗った状態で、週3〜4回、1回約5分が目安です。専用ジェルは公式ショップで販売されています。
正直に言うと、EMSだけで約3万円は、機能の数で見ると割高に感じるかもしれません。LEDや温熱を求める人には合いません。そのかわり、機能を絞った分、使い方に迷うことがなく、お風呂でも使える気軽さがあります。新しいブランドなので口コミはまだ少なく、使えない人の条件や保証期間を公式ページで確認できなかった点は、購入前に販売ページで確かめてください。
- EMSだけをシンプルに使いたい
- お風呂で使いたい
- 顔だけでなく、首や体にも使いたい
- LEDや温熱など、多機能なものがほしい
- 口コミの多い定番から選びたい
AXXZIA メイト フォーアイズ
株式会社アクシージア- Price
- 33,000円(税込)
- Function
- 温熱・低周波EMS・LED/目もと専用
- Time
- 約5分(起動から10分で自動オフ)
- Body
- 120g・約35×35×175mm・充電約5時間(最大出力で約1時間)・保証1年
- Release
- 2024年4月(リニューアル)
アイケアのスキンケアで知られるアクシージアの、目もと専用の美顔器です。温熱と低周波EMS、LEDを搭載していて、1回約5分で使えます。起動から10分で自動的に電源が切れる仕組みです。LIPSの美顔器ランキングでは上位に入っていて、口コミ121件で評価は4.53(2026年10月時点)と、今回の5台の中でいちばん高い評価です。
この機種ならではなのが、美容液やシートマスクと一緒に使えることです。目もとの美容液を塗ったあとや、シートマスクの上から使うことができ、いつものスキンケアの時間にそのまま組み込めます。目もとは皮膚が薄く、デリケートな場所なので、専用に設計された機器を選びたい人には安心感があります。
正直に言うと、目もとだけで33,000円は高い買い物です。顔全体にも使いたい人には向きません。また、今回の5台の中では唯一、2024年発売(リニューアル)の少し前の機種です。そのぶん口コミが積み重なっていて、使った人の評価を確かめてから選べる強みがあります。使えない人の条件は、取扱説明書で確認してください。
- 目もとのケアに集中したい
- 美容液やシートマスクと組み合わせたい
- 口コミの評価が高いものを選びたい
- 顔全体に使いたい
- 最新の機種がほしい
Yunth Deep Boost
Aiロボティクス株式会社- Price
- 33,000円(税込)
- Mode
- CLEAN/BOOST/LIFT/PLASMA/MASKの5モード
- Function
- 4MHz RF・EMS・イオン導入/導出・エレクトロポレーション・プラズマ・振動・5色のLED
- Body
- 190g・USB-C充電(約2.5時間)・カラーはピンク/ホワイト
- Release
- 2026年10月1日 一般発売(8月24日に一部で先行発売)
生ビタミンC美容液で知られるYunthが、ブランドとして初めて出した美顔器です。2026年10月1日に一般発売されたばかりの、今回の中でいちばん新しい機種です。5つのモードに、RF、EMS、イオン導入・導出、エレクトロポレーション、プラズマ、振動、5色のLEDを組み合わせていて、メーカーは「これ1台で15役」と紹介しています。
モードごとに役割が分かれています。CLEANはイオン導出、BOOSTとMASKは美容液やシートマスクと組み合わせるイオン導入、LIFTは4MHzのRFとEMS、PLASMAはプラズマと紫のLED。メーカーは「毎日たった5分」で使えるとしています。付属品は、コットンリング、USB-Cケーブル、取扱説明書です。充電はUSB-Cで約2.5時間。各モードのレベル1で、CLEANとBOOSTは約9時間、LIFTは約1.5時間使えます。
気になる点は、口コミがまだ18件と少ないことです(2026年10月時点)。多機能な分、どのモードをどう使うかを覚えるまでに少し時間がかかるかもしれません。公式サイトには、ペースメーカーなどを使っている人、皮膚疾患や心臓疾患のある人、妊娠初期の人、成長期の子どもなど、使えない人の条件がはっきり書かれています。購入前に必ず確認してください。
- 1台で多くのケアを使い分けたい
- Yunthの美容液と組み合わせたい
- 発売されたばかりの新しい機種を試したい
- 操作はシンプルなほうがいい
- 口コミが多く集まってから選びたい
DISM スキンケア&リフト プロヘッドデバイス
アンファー株式会社- Price
- 34,100円(税込)
- Use
- 頭皮
- Function
- EMS(4段階)・MCR頭皮ケアモード・赤/青LED・回転スピード3段階(LIPS掲載)
- Body
- 約180g・IPX7・USB Type-C(LIPS掲載)
- Release
- 2026年5月22日
スカルプケアで知られるアンファーのメンズブランドDISMの、頭皮用デバイスです。2026年5月に発売され、男性向けビューティー誌『美的MEN』の2026上半期ベストコスメでは、ビューテックランキングで5位に入りました。LIPSでは、美顔器ではなく「ヘッドマッサージャー」のカテゴリーに分類されていて、そのランキングで全年代・40代ともに1位です(2026年10月4日時点)。
LIPSの掲載情報によると、EMSは4段階、頭皮ケア用のモード、赤と青のLED、回転の速さは3段階。IPX7の防水仕様なので、お風呂でシャンプーのついでに使うこともできます。メーカーはこの機器を「頭皮用美顔器」と表現していて、頭皮から顔の印象までのケアを考えたデバイスとして紹介されています。
注意したいのは、今回の調べでアンファーの公式ページを読めず、仕様がすべてLIPSの掲載情報によることです。使う時間の目安、使えない人の条件、保証期間は、購入前に必ず販売ページで確認してください。メンズブランドから出ていますが、頭皮のケアに性別の違いはないので、性別を問わず使えるデバイスです。
- 頭皮のケアをしたい
- お風呂で使える機器がいい
- 性別を問わず使えるデバイスを探している
- 顔に直接使う美顔器がほしい
- 公式の仕様を確かめてから買いたい
どう選ぶか
はじめての美顔器なら、Re・Deをレンタルで
美顔器がはじめてなら、Re・De Suhadaをレンタルで試すのがいちばん失敗の少ない方法です。2万円以内で、EMS・LED・振動・温熱をひと通り体験でき、続けられそうなら購入に進めます。
機能の多さで選ぶなら、Yunth Deep Boost
1台で多くのケアを使い分けたいならYunth Deep Boostです。洗顔後、スキンケア中、シートマスク中と、場面に合わせてモードを切り替えられます。
場所を絞るなら、AXXZIAかDISM
目もとが一番気になるならAXXZIA、頭皮のケアをしたいならDISMです。どちらも、その場所のために設計された機器なので、顔全体用の美顔器にはない使いやすさがあります。
お風呂で使いたいなら、BIOAESTECHかDISM
お風呂の時間にケアを済ませたいなら、IPX7の表記があるBIOAESTECHか、DISM(LIPS掲載の情報)を選んでください。ほかの3台は防水性能を確認できていません。
スキンケアのどこに組み込むか
美顔器は、スキンケアのどのタイミングで使うかが機種ごとに違います。順番を間違えると、本来の使い方ができなかったり、肌に負担をかけたりすることがあります。
- 洗顔のあと、化粧水で整えてからRe・De Suhada。メイク落としと洗顔のあと、化粧水で肌を整えてから使います。
- ジェルか化粧水を塗った状態でBIOAESTECH。乾いた肌には使わず、必ずジェルか化粧水を塗ってから使います。
- 美容液やシートマスクと一緒にAXXZIA。目もとの美容液を塗ったあとや、シートマスクの上から使えます。
- モードによって、洗顔後からマスク中までYunth Deep Boost。CLEANは洗顔後、BOOSTは美容液と、MASKはシートマスクと組み合わせます。
- シャンプーのついでにDISM。防水仕様(LIPS掲載)なので、お風呂で使うこともできます。
美顔器を使ったあとは、いつもの乳液やクリームで仕上げてください。機器を使った日も使わない日も、保湿の手順は変えないことが、肌の調子を安定させるコツです。
使う前に知っておきたい5つのこと
形が変わる約束ではない
今回の5台は、どれも家庭用の美容機器です。メーカーの宣伝には「リフト」という言葉がよく出てきますが、注釈を読むと「機器を引き上げるように動かすこと」といった意味で使われています。顔の形やたるみを変えることを約束するものではありません。
使えない人がいる
EMSやRFなどの電気を使う機器は、ペースメーカーなどの医用電気機器を使っている人は使えません。Yunthの公式は、ほかにも皮膚疾患や心臓疾患、糖尿病や高血圧のある人、妊娠初期の人、成長期の子どもなどを挙げています。持病がある人は、使う前に医師に相談してください。
ジェルや化粧水を忘れずに
BIOAESTECHは、必ずジェルか化粧水を塗った状態で使うよう案内しています。乾いた肌に電気を流すと、刺激を強く感じることがあります。ほかの機種も、スキンケアで肌を整えてから使ってください。
時間と頻度を守る
美顔器は、長く使えばいいものではありません。Re・Deは約5分で自動オフ、BIOAESTECHは週3〜4回・1回約5分が目安です。決められた時間と頻度を守るほうが、肌への負担を減らせます。
赤みや痛みが出たら、すぐやめる
使ったあとに赤みやかゆみ、痛みが続く場合は使用をやめ、皮膚科に相談してください。肌の調子が揺らぎやすい時期は、いちばん弱いレベルから始めるのが安心です。
よくある質問
美顔器は毎日使っていいですか?
機種によって違います。BIOAESTECHは週3〜4回、Yunthは毎日5分を目安としています。取扱説明書の頻度の目安を守ってください。
EMSのピリピリ感が苦手です。
いちばん弱いレベルから始め、慣れてきたら少しずつ上げてください。それでも苦手な場合は、EMSのないモードを使うか、AXXZIAのように温熱やLEDを中心にした機器を選ぶのも方法です。
男性でも使えますか?
5台とも使えます。DISMはメンズブランドの製品ですが、頭皮のケアに性別は関係ありません。ひげのある部分に顔用の美顔器を使う場合は、ジェルや化粧水をしっかり塗ってから使ってください。
本体のほかに、かかる費用はありますか?
BIOAESTECHは専用ジェルが公式ショップで販売されています(化粧水でも使えます)。Yunth Deep Boostは、BOOSTやMASKのモードで美容液やシートマスクを組み合わせる前提なので、そのスキンケアの費用も考えておきましょう。Re・Deは、購入のほかにレンタルという選択肢もあります。
美容医療の施術を受けたあとでも使えますか?
施術の内容によっては使えない場合があります。顔に金属や糸、ヒアルロン酸などを入れる施術を受けた人は、使う前に施術を受けたクリニックに相談してください。