Maison Lilas Blanc
落としすぎず、
うるおいは守る。
「夕方になると顔がテカる」「鼻や頬の毛穴の黒ずみが気になる」——。男性に多いこうした悩みの背景には、皮脂の多さがあります。 けれど、やみくもに皮脂を落とそうとするのは逆効果。間違ったケアが、テカりや毛穴の目立ちを招いていることも少なくありません。 大切なのは、皮脂を敵にせず「コントロールする」という発想です。皮脂の多い肌なら、性別を問わず考え方は同じ。 理由とNGケア、基本のステップ、アイテムの選び方まで、順に整理します。
Why it happens
男性の肌が、
テカりやすい理由
皮脂そのものは、肌を乾燥や刺激から守る大切なものです。ただ量が多くなると、 額や鼻まわり(Tゾーン)を中心にテカりやすくなり、古い角質や汚れと混ざって毛穴に詰まりやすくなります。 詰まった皮脂が酸化して黒く見えるのが、いわゆる「毛穴の黒ずみ」「いちご鼻」と呼ばれる状態です。
スキンケアの基本をまだ押さえていない人は、先にスキンケア入門|洗顔・化粧水・乳液の3ステップを読むと、この記事がぐっと分かりやすくなります。
皮脂を敵にせず、
コントロールする。
I
皮脂が多い傾向
男性の肌は、女性に比べて皮脂の分泌量が多い傾向にあります。とくにTゾーンは、夕方になるほどテカりが目立ちやすい場所です。
II
ヒゲ剃りの負担
毎日のヒゲ剃りは、肌に摩擦の負担をかけやすく、乾燥も招きやすい習慣です。剃ったあとの保湿までが、ひとつのセットです。
III
内側は乾いている
表面は皮脂が多いのに、内側はうるおいが足りない——いわゆるインナードライの状態。乾燥が、皮脂のバランスをさらに崩すこともあります。
つまり毛穴・テカリ対策は、皮脂を取り除くことではなく、余分な皮脂はやさしく落として、うるおいは守るというバランスが鍵になります。
Pore Types
毛穴のタイプAt a glance
自分の毛穴は、
どのタイプに近いか
ひとくちに「毛穴が気になる」といっても、状態はいくつかのタイプに分かれます。 自分がどれに近いかを知っておくと、ケアの方向性が決めやすくなります。
| 毛穴タイプ | 見た目の特徴 | ケアの方向性 |
|---|---|---|
| Clogged詰まり毛穴 | 白っぽい角栓が詰まる | やさしい洗顔+週1〜2回のクレイ・酵素洗顔 |
| Dark黒ずみ毛穴 | 角栓が酸化して黒く見える | 濃密泡で汚れを落とす+こすらない |
| Open開き毛穴 | 皮脂でぽっかり開いて見える | 保湿+皮脂のバランスを整える |
| Saggingたるみ毛穴 | 縦長・涙型に伸びて見える | 乾燥対策と、うるおい・ハリを意識したケア |
Avoid
やりがちなNGケア|
洗いすぎは逆効果
テカリや毛穴が気になると、つい「しっかり洗って皮脂をなくそう」としてしまいがち。でも、それが悪循環のはじまりです。
「テカる=洗えばいい」という思い込みを手放すことが、毛穴・テカリ対策の第一歩です。
Three Steps
毛穴・テカリ対策の基本How to
やさしく洗って、
しっかり保湿
正しい皮脂コントロールの基本は、シンプルです。洗う、保湿する、日中にリセットする。そこに週1〜2回のスペシャルケアを足します。
01 — 洗う
STEP 1|WASH
泡をクッションにして、転がすように。
洗顔は朝晩の2回までを目安に。洗顔料をたっぷり泡立て、その泡をクッションにして、 皮脂の多いTゾーンから転がすようにやさしく洗います。ゴシゴシこすらず、泡で包み込むイメージです。 汚れが気になる小鼻まわりは、指の腹でくるくると丁寧に。お湯はぬるめにして、すすぎ残しがないようしっかり流しましょう。
02 — 保湿する
STEP 2|MOISTURIZE
皮脂が気になる人ほど、保湿は省かない。
洗顔後は、皮脂が気になる人でも必ず保湿を。さっぱりタイプの化粧水でうるおいを与え、 軽めの乳液やジェルで水分を閉じ込めます。うるおいが足りている状態を保つことが、 乾燥による皮脂の乱れを防ぎ、テカりにくい肌に近づく近道です。ヒゲ剃りのあとも、同じように保湿まで済ませましょう。
03 — リセットする
STEP 3|DAYTIME
日中のテカりは、押さえて整える。
日中のテカりには、皮脂を吸うあぶらとり紙や、フェイスパウダーを使うのも手です。 ただしあぶらとり紙の使いすぎは乾燥のもと。気になったときに軽く押さえる程度にしましょう。 ティッシュで軽くオフするだけで十分な場合もあります。
+ スペシャルケア
ONCE OR TWICE A WEEK
クレイや酵素の洗顔は、週1〜2回まで。
毛穴の汚れが気になるときは、週1〜2回のクレイ(泥)洗顔や酵素洗顔を取り入れると、 毛穴の汚れや古い角質をすっきり落としやすくなります。洗浄力が高めなので、頻度を守ることがいちばんのポイント。 毎日使うと乾燥を招き、かえって逆効果になることがあります。
Items
毛穴・テカリのためのアイテムFace Wash
洗顔料|
濃密泡で、こすらずに落とす
毛穴・テカリが気になる人は、皮脂や毛穴の汚れをやさしく落としつつ、うるおいを守れる洗顔料を。 泡の密度が高いほど、摩擦を減らしやすいので、泡の質は大事な判断材料です。
NILE
濃密泡洗顔|クリーム洗顔せっけん
白いクレイと、弾む泡。
メンズコスメで知られるNILE(ナイル)の洗顔料。皮脂汚れを吸着するクレイ成分「カオリン」を配合し、 付属のネットで立てる弾力のある濃密泡で、こすらずに洗えるのが特徴です。 泡をクッションにするこの記事の洗い方と、いちばん相性がいい一本。 ベルガモットなど性別を問わない香りがあり、パートナーと共有もしやすい洗顔料です。
BULK HOMME
THE FACE WASH|バルクオム
うるおいを残して、洗う。
メンズスキンケアブランド、バルクオムの洗顔料。専用の泡立てネットとのセットもあり、きめ細かい濃密泡で洗い上げます。 洗い上がりはしっとり寄りなので、Tゾーンはテカるのに頬やあごは乾く、という混合タイプの人に向いています。 正直に言って、ドラッグストアの洗顔料より価格は上。ブランドで揃える楽しさも含めて選ぶ一本です。
ORBIS Mr. Wash
オルビス ミスター フォーミングウォッシュ(120g)|医薬部外品
すぐ泡立って、ヒゲ剃りにも。
オルビスのメンズライン「ミスター」の洗顔料。有効成分グリチルリチン酸2Kを配合した医薬部外品で、 すばやく立つ濃密泡で毛穴の汚れを吸着して洗います。シェービングフォームとしても使えるので、 朝の洗顔とヒゲ剃りを一本で済ませたい人にちょうどいい存在です。
Lotion & Serum
化粧水・美容液|
さっぱり保湿で整える
洗顔後は、さっぱりタイプの化粧水でうるおいを補って。キメの整った印象を目指すなら、 ビタミンC誘導体の美容液を1本足すという選び方もあります。
ORBIS Mr. Lotion
オルビス ミスター エッセンスローション(180mL)|医薬部外品
こぼれにくいジェルで、1本で済ませても。
同じミスターラインの化粧水。手からこぼれにくいジェル状で、有効成分グリチルリチン酸2Kを配合した医薬部外品です。 ごわつきがちな肌をなめらかに整える設計で、オールインワンローションとしても使えるので、 乳液まで重ねるのが面倒な日はこれ1本でも。さっぱりとしっとりのあいだくらいの、バランス型の使い心地です。
naturie
ナチュリエ スキンコンディショナーR(ハトムギ化粧水・500mL)|化粧品
惜しみなく、たっぷり。
大容量500mLで手頃な価格の、定番のハトムギ化粧水。さっぱりした使い心地で、 顔だけでなく、ヒゲ剃り後や首まわりまで惜しみなく使えます。 さっぱりしているぶん、乾燥が気になる季節は乳液やジェルを重ねるのが前提です。
MUJI
無印良品 高濃度美容液 ビタミンC誘導体配合(30mL)
キメを整えたいなら、1本足す。
化粧水のあとに重ねる、ビタミンC誘導体配合の美容液。ビタミンC誘導体は、キメの整った肌を目指す人に選ばれている成分です。 化粧水と乳液のあいだに1本足すくらいの位置づけで、まずは夜だけ使ってみるのがおすすめ。 刺激を感じやすい人は、少量から試してください。
あわせて 乾燥も気になるなら、セラミド美容液7本比較も。
Daytime
日中のテカリ対策|
あぶらとり紙・パウダー
外出先でのテカりには、皮脂を吸着するアイテムが便利です。どちらも「こすらず、押さえる」が使い方の基本です。
GATSBY
ギャツビー パウダーつきあぶらとり紙|マンダム
押さえるだけで、さらっと。
皮脂を吸うあぶらとり紙に、テカりを抑えるパウダーがついたタイプ。パウダーは肌に色がつきにくい細かいもので、 顔全体を押さえやすい大判サイズ。1枚ずつ取り出せるポップアップ式で、持ち歩きにも向いています。 パウダーなしがよければ、同じギャツビーの「あぶらとりフィルム」も選べます。
Face Powder
無色のフェイスパウダー(各種)
朝のひと手間で、テカりにくく。
日中のテカりを抑えて、さらっとした質感に整えたい人には、フェイスパウダーという手も。 無色・透明タイプのルースパウダーならメイク感が出にくく、性別を問わず使いやすいのが利点です。 スキンケアのあと、Tゾーンを中心に薄くのせるだけで十分です。
Daily habits
生活習慣も、
毛穴・テカリに関わる
スキンケアだけでなく、日々の生活習慣も肌のコンディションに関わります。無理のない範囲で見直してみましょう。
外側からのケアと、内側からの習慣。両輪で整えていくのが、テカリ・毛穴対策の近道です。
Season by season
季節で変わる、
皮脂と毛穴の悩み
皮脂やテカリの出方は、季節によっても変わります。いまの秋は、皮脂が落ち着く一方で乾燥がはじまる切り替えの時期です。
Spring
春|ゆらぎやすい時期
花粉・寒暖差皮脂は増えはじめるものの、肌はデリケートになりがち。刺激の少ないケアを心がけましょう。
Summer
夏|いちばんテカる季節
汗・皮脂・エアコン洗顔と日中のリセットが活躍する季節。エアコンによる乾燥も見落とさず、さっぱり保湿は忘れずに。
Autumn
秋|切り替えの時期
夏のダメージ・乾燥のはじまり皮脂は落ち着く一方で、乾燥がはじまります。保湿を少しずつ手厚くしていきましょう。
Winter
冬|インナードライの季節
乾燥・Tゾーンだけテカる乾燥でインナードライになりやすく、Tゾーンだけテカる混合状態に傾きがち。しっかり保湿してバランスを整えて。
季節に関わらず共通するのは、「落としすぎず、うるおいを守る」という基本。その日の肌を見ながら、洗顔と保湿のバランスを微調整していきましょう。
Before you begin
注意点
Q & A
よくある質問
Qテカリがひどいので、1日に何回も洗顔してもいい?
A洗いすぎは乾燥を招き、かえって逆効果です。基本は朝晩の2回まで。日中のテカりは、あぶらとり紙などで押さえてオフしましょう。
Q毛穴の黒ずみを、すぐになくす方法はありますか?
A毛穴の状態は、一日で大きく変わるものではありません。やさしい洗顔と保湿、週1〜2回のスペシャルケアを続けながら、汚れをためにくい肌を目指すのが現実的です。
Q保湿すると、よけいテカりませんか?
A逆です。うるおいが足りないと、肌は乾燥に傾き、皮脂のバランスも乱れやすくなります。さっぱりタイプでよいので、保湿は続けましょう。
Qクレイ洗顔や酵素洗顔は、毎日使ってもいい?
A洗浄力が高めなので、基本は週1〜2回のスペシャルケアがおすすめです。毎日使うと乾燥を招き、かえって逆効果になることがあります。
Q皮脂が気になるので、乳液は使わないほうがいい?
A皮脂が多い人ほど、内側の水分が足りていないケースがあります。ベタつきにくい軽めの乳液やジェルで、うるおいを閉じ込めるのがおすすめです。1本で済ませたいなら、オールインワンの選び方もどうぞ。
「落としすぎず、守る」が
毛穴・テカリ対策の鍵
毛穴・テカリ対策の基本は、やさしく洗って、しっかり保湿すること。皮脂を敵にして落としすぎると、かえってテカりや乾燥を招きます。
- 洗う 濃密泡で、余分な皮脂と毛穴の汚れをやさしく落とす
- 保湿する さっぱり化粧水と軽めの乳液で、うるおいを守る
- リセットする 日中は、あぶらとり紙やパウダーで押さえる
この流れを習慣にすれば、テカリに振り回されにくい肌に近づけます。濃密泡の洗顔のような毛穴向けアイテムも上手に取り入れながら、 清潔感のある肌を目指しましょう。
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